こんにちは、道路マニアです。
今日は広島中央フライトロードを紹介していきます。広島県では数少ない地域高規格道路なんですよね。
私の写真フォルダを見返していたら、開通当時のものが出てきたので、走行レポートにしてみた。あと、独断と偏見でフライトロードの特徴も私なりにまとめてみましたよ
広島中央フライトロードの概要について
まずは概要から解説していきます。
広島中央フライトロードは、複数の路線に跨っており、起点側は広島県道73号広島空港線、自専道区間と旧大和町までは広島県道49号本郷大和線、旧大和町以北は国道432号?となっています。
ただし、旧大和町以北の区間は調査区間でルートもはっきり決まっていないためか、国道432号として整備されるかどうかは明記されていません。なので私道路マニアの勝手な予想となってしまい申し訳ございません。しかしながら、旧大和町から世羅インターチェンジまでの区間は国道432号が並走しているため、ほぼ間違いないでしょう。広島県からの公式発表があるまでのお楽しみ!ということでお許しください。。
起終点
起点:広島県東広島市河内町(河内インターチェンジ)
終点:広島県世羅郡世羅町(世羅インターチェンジ)
事業主体
広島県
計画延長
約30km
道路規格
第1種第3級
設計速度
80km/h(制限速度60km/h)
車線数
完成4車線(暫定2車線)
広島中央フライトロードの全体図です。こんな感じで構成する道路がコロコロ変わる道路となっています。
広島中央フライトロードの特徴
広島中央フライトロードの特徴を道路マニア的観点でまとめてみました。
特徴1:広島空港大橋がある
何と言ってもフライトロードの最大の特徴は、広島空港大橋ですね。国内最大のアーチ橋として作られました。愛称は広島スカイアーチと言うそうです。
フライトロード上を走行しているとあまり実感が湧きませんが、沼田川沿いを走る広島県道33号瀬野川福富本郷線から見上げると、その壮大さに感動すら覚えます。と言っても私は一回見たかおづかというくらいで、あまり覚えていないんですよね・・・。今度落ち着いて見てみたいです。
ちなみに県道33号はフライトロードと接続されていないため、広島空港大橋を下から見るためには、かなり遠回りをしないと見ることができませんのでご注意を。山陽道の本郷インターチェンジの辺りから北上するのがいいかもしれませんよ。
特徴2:空港インターチェンジの構造が謎
これは私の思いが強く出た特徴ですね(勝手に言っているだけとも言う)。
空港インターチェンジの構造が複雑になっているんです。県道73号広島空港線と直結せず、ジャンクションが二つあるような複雑な構造となっています。
こんな構造なんですよね。なぜか県道73号広島空港線と直結せず、二つのジャンクションのような構造になっています。
もしかすると、将来空港インターチェンジから河内インターチェンジ方面までフライトロードを延伸する計画があるのかもしれません。それなら、直結せずに複雑なジャンクション構造にしたのも納得できます。現状では、県道73号広島空港線は自専道ではありませんが、立体交差化されて高規格な道路として整備されているため、おそらくフライトロードは延伸されないままになると思います。
特徴3:構成する道路が複数となっている
冒頭でも少し触れたように、広島中央フライトロードは、構成する道路が複数あるんです。
広島県道73号広島空港線、広島県道49号本郷大和線、国道432号から構成されています。
どうせなら同じ道路で構成すればいいのに!という意見もあると思います。しかし、河内インターチェンジから世羅インターチェンジまでの区間を結ぶ一つの道路が存在しないため、広島中央フライトロードは複数の道路で構成されるようになったようです。
まあ、構成する道路が変わろうと道路自体は一本の自専道で整備されるでしょうし、特に問題はないでしょう!
広島中央フライトロードの走行レポート
さて、ここからようやく走行レポートに入りますよ!と言っても、私が走行したのは2011年なので、かなりの年数が経っていることをお許しください!貴重な開通当時の写真ですからね。
まずは大和南インターチェンジから空港方面に向かいます。すでに大和南インターチェンジから棲真寺インターチェンジまでの区間は2002年に開通していましたが、2011年の開通に合わせて少しリニューアルされました。
以前はセンターラインは白色でしたが、空港インターチェンジまで開通し、交通量が増えるであろうことから、安全対策でオレンジ色が追加されたようです。これでセンターラインが強調されました。
棲真寺インターチェンジまで登り坂となるので、追い越し車線が設置されています。
追い越し車線区間を走行していると、棲真寺インターチェンジの標識が見えてきます。
実はこの棲真寺インターチェンジ、珍しい構造をしているんです。なんと、3方向のみのインターチェンジとなっているんです。大和方面の入口のみありません。これは、2011年の延伸後に閉鎖されたらしいんですけど、なぜ閉鎖されたかは謎です。地形の問題等もないし、ただ利用しにくいだけなんじゃないかと思うんですけどね・・・。
追い越し車線区間が終了した辺りに棲真寺インターチェンジがあります。
先程も言ったように、3方向のインターチェンジなので、利用の際は注意してくださいね!
棲真寺インターチェンジを過ぎると、反対車線側が追い越し車線区間となります。インターチェンジがちょうど坂のてっぺんになるんでしょうね。
ここが広島空港大橋です!と言っても走行している分には全く実感が湧きませんでした。やはり下から眺めたいですよね。
将来の4車線化にも対応できるよう、4車線分の幅が確保されていますよ。
広島空港大橋を過ぎると、空港インターチェンジが近づいてきます。国道2号方面と、広島空港、河内インターチェンジ方面に分岐しますよ。ここで自動車専用道路はこれで終わりです。
空港インターチェンジです。直進が国道2号、左が広島空港と河内インターチェンジ方面となります。
今回は国道2号方面に向かって走行しています。この辺りは用地がかなり確保されており、将来の延伸に備えているんでしょうね。いつになることやら・・・。
一般道の交差点に差し掛かりました。ここからは一般道になります。左折が本郷インターチェンジ、直進が国道2号、右折が河内インターチェンジ方面となります。
ここからは空港インターチェンジから大和南インターチェンジに向かって走行していきます。
河内インターチェンジから広島県道73号広島空港線を走行していると、フライトロードの分岐が現れます。ここからフライトロードを世羅方面に走行しますよ!
そして、また広島空港大橋までやってきました。
やはり実感はないッ!でも下の景色が見てたら見えたで怖いでしょうけども。
上り坂に差し掛かると、追い越し車線区間です。これなら遅い車がいてもイライラすることなく走行できますね。
棲真寺インターチェンジです。ちなみに読み方は「せいしんじ」と読みますよ。
さて、なぜかここから先の写真を撮影していなかったので、これで今回の走行レポートは終了となります。すみません!
広島中央フライトロードの特徴と走行レポートのまとめ
- 2011年に延伸され、広島空港と大和南インターチェンジが結ばれた
- 将来的には尾道自動車道の世羅インターチェンジと結ばれる予定
- 広島空港大橋はぜひ下から眺めてほしい絶景
広島中央フライトロードは、広島空港へのアクセス向上のために作られた地域高規格道路です。この道路が完成すれば、県北から広島空港へのアクセスがかなり良くなるため、早期の開通を期待しています。しかし、現在着工している区間はなく、全線開通への道のりは険しそうですね。
今回は、2011年に延伸されたときに走行した写真を元に走行レポートをとても快適に走れる道路でした。登り坂にはちゃんと追い越し車線が設置されており、イライラせずに走行できましたよ。
そして、ぜひ広島空港大橋を下から眺めてほしいです。絶景ですよ!
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