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中国道VS山陽道(宇部下関線)徹底比較!山口南IC~下関JCTどちらが早い!?

中国道VS山陽道アイキャッチ用 道路解説
中国道VS山陽道

どうもこんにちは、道路マニアです。

結局アップするペースが非常に遅くなり申し訳ございません!
今回は以前から気になっていたことをちょっくら調べてみたので、どうぞお付き合いくださいませ。

山陽自動車道宇部下関線に関する記事もよろしくです!↓

道路マニアが山陽自動車道宇部下関線について語る

中国道VS山陽道(宇部下関線)を思いついたきっかけ

いやね、前から気になっていたんですよ。

ゴールデンウィークに九州に行ったとき、中国道の小郡付近が渋滞していたんですよ。なので、山陽道宇部下関線から山口宇部道路小郡道路を経由して山口南ICに抜けたわけです。そしてめでたく渋滞を回避することができたのでした!

さて、ここで疑問が湧いたんですよ。

中国道と山陽道、どっちが早いのか!?

一般的には中国道を経由するルートが案内されているんですが、ちゃんと比較検討したことはありませんでした。
ということで、今回はこの2ルートを徹底的に比較してみることにしました!

スタートは山陽道の山口南インターチェンジ。ルートは二つで、ゴールは中国道の下関ジャンクション。

ルート1中国道経由のルートです。一般的に案内されている方ってことですね。
ルート2小郡道路、山口宇部道路、そして山陽道宇部下関線経由ルート。私がGWに通った裏道的な方ですわ。

この2ルートそれぞれの距離と最高速度、そして時間を比べていきます。

ルート1:中国道経由のルートの距離、最高速度、時間

ルート1:中国道経由

まずは中国道経由のルートを考察していきます。

まずは、山陽道で山口南ICから山口JCTに向かいます。距離は5.4km最高速度は80km/hとなっているので、かかる時間は4分ってとこでしょうか。

次に、中国道で目的地の下関JCTに向かいます。距離は44.3km最高速度は80km/hなので、かかる時間は33分くらいですね。

ということで、合計の距離は49.7km、かかる時間は37分です。このルートの最高速度は80km/hでした。

ルート2:山陽道経由のルートの距離、最高速度、時間

ルート2:山陽道経由ルート

さて、次は小郡道路、山口宇部道路、山陽道宇部下関線ルートを考察していきますよ。

山口南ICを降り、小郡道路を走ります。実は小郡道路と山口南ICはもともと直結されておらず、下道を走らなけれないけませんでした。しかし、山陽道宇部下関線の計画ができたことで、小郡道路と山口南ICが直結されることになったらしいのです。まあ直結区間は片側1車線なのが残念ですが、仕方ないです。自動車専用道路の終点である嘉川ICに向かいましょう。

山口南ICから嘉川ICまでの距離は11.2km最高速度は70km/hなので10分くらいですね。

次に、山口宇部道路区間となります。宇部JCTで山陽道宇部下関線と繋がっていますよ。距離は7.3km最高速度は80km/hなので5分くらいかかります。

最後に、山陽道宇部下関線を走ります。片側1車線なので追い越しはできませんが、交通量が少ないので走りやすい道路ですよ。距離は28.1km最高速度は70km/hなので24分くらいかかりますね。

よって、ルート2の距離は46.6kmかかる時間は39分でした。最高速度は区間によって異なるので注意しましょう。

どちらのルートが早いのか結果発表!

中国道VS山陽道結果発表

で、どっちのルートが早いのでしょうか。結果発表です!

距離はルート2が短く、時間はルート1が早いでした。なんと、山陽道(宇部下関線)ルートの方が距離が短いことが分かりました。

これは意外ですね!わたしの予想では、どちらも中国道の方が早いのかなと思っていたんですよ。これなら将来的に山陽道ルートが重宝される可能性がありますね。ちょっと嬉しいです!

では、ここからはもう少し詳しくそれぞれのルートのメリット・デメリットを紹介していきましょう。

ルート1:中国道経由ルートのメリット

では、中国道経由の場合のメリットを挙げていきましょう。

【中国道を経由した時のメリット】

  • 休憩所が美東サービスエリア伊佐パーキングエリア2か所ある
  • 途中にジャンクションが1か所しかないため、経路が分かりやすい
  • 標識による案内が積極的にされているため、迷わない

一番大きいのは、このルートは交通量が多いため、休憩所もちゃんと整備されているところですね。サービスエリアで買い物や食事をとることができるため、長距離運転をされる方にとっては嬉しい施設です。

また、山口ジャンクションさえ間違えなければ経路を間違えることもないため、普段この辺りを利用していないドライバーでも安心です。標識が分かりやすく案内していることもありがたいですね。

ルート1:中国道経由ルートのデメリット

次に、デメリットを挙げていきますよ!

【中国道を経由した時のデメリット】

  • 交通量が多いため、渋滞が発生しやすい
  • 線形が悪く、事故が発生しやすい
  • 全線有料区間である

山口JCTで山陽道と中国道が合流するため、この区間は中国道でも利用者が多い区間なんですよね。よって、年末年始やお盆等の長期休暇期間に渋滞が発生しやすい路線となっています。私もGWに体験したように渋滞がよく起こるので注意が必要なんですよね。

また、中国道は開通した時期が早いため道路規格が古く、直線区間が少ないんですよ。カーブばかりで、スピードを出し過ぎると事故を起こす危険が高いんです。どの道路を運転するときもそうなんですが、中国道は特に安全運転する必要があると思います。

あと、これはデメリットと言っていいか分かりませんが、全線有料区間となります。最近では無料の高速道路もちらほらあるので、すこし抵抗感がある方もいるかもしれませんね。

ルート2:山陽道(宇部下関線)経由ルートのメリット

では、ルート2山陽道(宇部下関線)経由の場合のメリットを挙げていきます。

【山陽道宇部下関線を経由した時のメリット】

  • 交通量が少ないため走行しやすい
  • 小郡道路と山口宇部道路は無料区間である
  • 無料区間ではいつでも一般道に降りることができる

まず、積極的に案内されていないルートなので、交通量が少ないんです。なので、のんびり走ることができるし、渋滞することはまずありません。

次に、小郡道路と山口宇部道路は無料区間となっています。無料と言っても普通の高速道路とほとんど変わらないため、快適に走行することができますよ。ちょっとお得な気分になりますよね!?ちなみに山口宇部道路は以前は有料道路で、2012年3月に無料開放されました。

それに、無料区間ではもちろんいつでも休憩や給油のために一般道へ降りることができます。いつでも降りることができる安心感があっていいかもしれませんよ!

ルート2:山陽道(宇部下関線)経由ルートのデメリット

次に、ルート2山陽道(宇部下関線)経由の場合のデメリットを挙げていきます。

【山陽道宇部下関線を経由した時のデメリット】

  • 休憩所が1か所しかない。あってもトイレしかなく、給油や食事ができない
  • 積極的に案内されておらず迷いやすい
  • 山陽道宇部下関線は片側1車線で追い越しができない

このルートでは休憩所が周防灘パーキングエリアの1か所しかありません。しかもトイレしかないため、食事や給油をすることができません。メリットの欄で書いたように、無料区間のどこかで一般道に降りる必要があります。休憩所やガソリンスタンドの場所を知っていれば困りませんが、ちょっと面倒ですよね。

また、標識では中国道経由のルートを積極的に案内しているため、このルートは分かりにくく、迷ってしまう可能性があります。しかも、途中でジャンクションがたくさんあるのもややこしいです。事前にルートをよく確認してから走行するようにしましょう。

また、山陽道宇部下関線は片側1車線しかなく、追い越しができません。小郡道路もわずかですが、陶ICから山口南IC間も片側1車線となっています。IC付近は部分的に片側2車線になっていることがあるので、そこで追い越しをするようにしましょう。

中国道VS山陽道(宇部下関線)のまとめ

さて、今回は中国道VS山陽道と題し、山口南ICから下関JCTまでの区間で2ルートの比較検討を行いました。

【中国道VS山陽道宇部下関線のまとめ】

  • 距離は山陽道(宇部下関線)経由ルートが短く、かかる時間は中国道経由ルートが早いことが分かった
  • 今後山陽道(宇部下関線)の4車線化が実現し、サービスエリア等の施設ができればルート2が優位になる可能性あり
  • 現状としてはルート1の中国道経由ルートが総合的に優位である

今回の調査では、意外な結果が出たので私自身ちょっと驚いています。

ルート2である山陽道(宇部下関線)経由ルートの方が距離が短いのであれば、今後こちらのルートが便利になる可能性を秘めていると思うんです。もし仮に宇部下関線が4車線になると、最高速度が80km/hか100km/hに引き上げられるでしょうから、かかる時間は短縮されるはずです。さらに周防灘PAに売店などの施設ができていけば、利用者も増え、メインルートになっていく可能性もありますからね。インターチェンジ付近に道の駅ができるのもいいかもしれませんよ。夢が膨らみます!

とはいえ、現状では中国道経由ルートが便利なのは変わらないでしょう。普段はこちらのルートを利用し、渋滞や事故が発生した場合に山陽道(宇部下関線)経由ルートを利用するのがおすすめです。いつか山陽道宇部下関線が脚光を浴びる日を夢見ながら、今回はこの辺で!

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