今日は市町村界標識、いわゆるカントリーサインについて書いてみようと思います。
しかも、今回はカントリーサインの中でも自治体が独自に設置しているものを紹介していきますよ!
ローカルカントリーサインとは
先程も書きましたが、自治体が独自に設置しているカントリーサインのことを、私は勝手にローカルカントリーサインと呼んでいます。この呼び方が正しいかは分かりませんが、通常の市町村界に設置してあるカントリーサインと区別するために名付けてみました。
基本的には、地区が変わる辺りに設置されていることが多いです。これは普通のカントリーサインと似ていますね。ただし、主要道路から違う地区への入口に設置されている場合もあります。
私は中国地方でしか発見できていませんが、全国色々なローカルカントリーサインがあるんだろうな、と考えています。自治体が独自に設置しているため、色々な種類があって面白いですよ!
ローカルカントリーサインの種類
ローカルカントリーサインには、いくつかの種類があります。規則性によって分類分けしてみましたよ!
絵柄が統一されているもの
字界や町界付近に設置されていますが、絵柄が同じものです。私が発見したものは岡山県に多かったですね。
例として岡山県井原市を挙げてみました。井原出身の彫刻家である平櫛田中の作品である鏡獅子が描かれています。井原市内の町界に多数設置されており、すぐに見つけることができますよ。
岡山県鏡野町の旧上斎原村です。恩原高原スキー場のキャラクターが描かれています。上斎原村の「村」だけ消されてそのまま使われていました。
自治体の章が入っているもの
これは、絵柄ではなくその自治体の章が入ったものです。普通のカントリーサインでもよく見かけるタイプですね。
広島県三原市大和町のローカルカントリーサインです。絵柄ではなく、旧大和町の町章が描かれていますね。大和町の中心街で見つけました。
字名が書かれているもの
これをカントリーサインと言っていいのか分かりませんが、字名が書かれた非常にシンプルなタイプです。
岡山県矢掛町のローカルカントリーサインです。字界に多数設置されています。とってもシンプルですね。
地区によって絵柄が変わるもの
これは見つけたときに衝撃を受けたタイプです。なんと、地区によって絵柄が変わるんですよ!一つの自治体の中で何種類ものローカルカントリーサインがあり、全種類制覇するにはその自治体の地区名を全て把握する必要があります。これはかなりハードルが高いですよ・・・。
島根県奥出雲町の旧仁多町に設置されているローカルカントリーサインです。絵柄は仁多米が描かれていますが、他の地区に入ると違う絵柄が入っていました。旧仁多町はカントリーサインに力を入れていたんですね!私みたいなマニア心をくすぐります。
今度は鳥取県日南町のローカルカントリーサインです。この地区ではリンゴが描かれていますが、違う地区ではやはり絵柄が違いました。素晴らしいです。
ローカルカントリーサインのまとめ
今回は、私が勝手に定義したローカルカントリーサインを紹介しました。自治体によってはかなり力が入っており、地区ごとに違った絵柄が入っているものもあり、かなり興味深いと感じました。全国にこういったカントリーサインがあると思うとウキウキします。新しいローカルカントリーサインを見つけたら紹介しますね!
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